生物は生きて行くために、絶えず外界から栄養素を摂取し、それを代謝していかなければなりません。また様々な環境変化に対して、生体は代謝を調節しながら恒常性を維持しています。栄養化学では、食や運動といった環境変化に対してどのように生体反応(代謝)を調節して恒常性を維持しているのかを分子レベル、細胞レベル、個体レベルで理解し、疾病予防や健康増進に役立てることを目指しています。